第38回 仲間の作品コンクール 写真の部

<亀井 正樹 選>

総評

 今回は341点の力作が寄せられました。その約7割以上が「風景の部」と「スナップの部」の応募で占められていました。撮りやすいジャンルなので当然かもしれません。「組合活動の部」は住宅デーや夏の工作教室などのイベントや拡大月間など何らかの「運動」の写真を連想しがちですが、視野を広げればいろいろなテーマが潜んでいる分野だと思います。  写真も音楽や文学などと同じく創作・表現活動のひとつです。普段から意識しながら気になる出来事や風景、面白い発見があればカメラやスマートフォンを向けて撮影してみましょう。「ただ撮った」のではなく撮影アングルの工夫やシャッターチャンスを考え、構図を切り詰めて主題をはっきりさせれば伝えたい内容が明確な作品になっていくはずです。

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